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最近、医療現場での様々な問題についての議論やドラマを見たり聞いたりします。。
すっかり、病院勤務からは遠ざかっているのですが。。。
新生児センターにいた頃のことを思い出します。
うんとうーんと前ですが。。
当時、大阪から鹿児島に帰り、再就職しましたが。
ところが、最も、過酷と言われている新生児センターに配属され・・。
スタートは、未熟児の新生児が保育器から出て来たばかりの新生児室から。
夜勤は、なんと40人弱の新生児を1人で担当・・。
そのうち点滴や鼻からの栄養チューブを挿入した新生児が10人弱。
鹿児島は、周産期医療センターは1箇所しかなく・・。
離島からもヘリコプターに乗って、未熟児や虐待児が運び込まれてきます。
必死でお世話をしていると、隣の新生児がミルクを詰まらせ真っ黒な顔になって
スタッフがみんな集まって、すぐに処置を開始ということもありました。
きっと、今でも、医師や看護師の不足は深刻な問題ですし、
まだまだ、こんな現状が医療現場にはいっぱいあるのでないかと思います。
そのときは、保健師の学校に行くということで、病院を辞めましたが・・。
5キログラム以上体重が減少してしまい、こけしと言われて、同僚にからかわれ。。
それでも、今、6ヶ月未満のお子様を預かっている託児所はほとんどなく、
この頃の経験が少しは役に立っているのではないかと思います。
人生に無駄なことは一つもないと言いますが、本当にそう思います。
当時は、泣いてばかりでしたが・・。
ある程度、年月を経ないと解からないことがあるんだなあ・・。
と。。昔話です。。