原点。

泣き笑いの毎日です！

１歳児と思いっきり遊んでいて。
歌手の本田美奈子さんの急性骨髄性白血病の治療が順調！
というニュースを目にしました。
自分の臍帯血を使う新しい治療法が紹介されていて。
医療の日進月歩に感動しつつ。
とっても、気になっていたから、順調でホントに良かった！

私の原点である職業生活のスタートも、血液疾患病棟で。
むっちゃ年月を感じますが。
３年間でしたが、患者さんには、同世代の方が多くて、この頃、ホントに一生分、
一緒に泣き笑いしたのではないかと思います。

その中でも、２歳年上の大学院生の女性と、とっても親しくなったのですが。
病名は、再生不良性貧血。発病後も、留学を繰り返す聡明で前向きな女性で。
化学療法で頭髪はなく、いつもカワイイ帽子をかぶっていて。
新人の私をいっつも応援してくれてました。
３年間の闘病生活、楽しい話、哀しい話、いっぱいいっぱいしました。
シンドイのに最期まで、「立派な看護婦さんになってね。ずっとファンだから。」
なんて励まされました。最期の時を迎えるまで、彼女と一緒に泣き笑いしました。
最近になって、この時の光景を思い出す事が多くて。
彼女に励まされた分のお返しをしなくてはなんて思ったりしています。

早く軌道に乗せようと焦って頑張り過ぎた時期もありましたが。
原点に戻って、今は、いろんな方達と、一緒に泣き笑いする事の出来る日常に、
感謝しつつ。あんまり頑張り過ぎて疲れたので、ガンバリすぎないようにしてます。

日記を読んでくれてる保育士さんに、”自分のことホンマにほめますよね。”
と、突っ込まれました。いいの。これで！  

個人児童館？

朝から、０歳児と１歳児とずっと一緒です。

今日は、またまた、近所のKちゃんが、１人でやって来たのですが。
お母さんに言ってなくて、探し回ったお母さん。ご苦労様でした・・。
お昼からは、お母さんと子ども達と、お団子状態で過ごしました。

このKちゃん４歳は、greenがオープンした頃に、骨折して保育所にいけない間、
お世話させてもらったのですが。

骨折でストレスがたまっていて、私も慣れないし、ホントに、よく喧嘩になりました。
情けないですが、ストレスをぶつけられ、同じレベルで、怒ってました、当時は・・。
「もう、絶対、greenには、けえへん」と啖呵をきっていた、Kちゃん。

今では、「今日、自転車の補助輪がはずれたんだよ」と、
こっそり教えてくれたりします。

保育士さんに「まるで、個人児童館ですね！」と言われたのですが。
ホンマに、最近、そんな感じです。
無認可託児所は、経営困難で、潰れる所が多くて。
お世話になっている方々が、心配して見に来て下さったりする事が多いのですが。
不思議ですが、結構、いい感じです。
収入は、そんなに増えてないのですが、ニギヤカになってきています。
いつか、きっと収入も、それなりにUPしてくるだろうと、最近、楽観的です。

個人児童館では、お金はいらへんけど、ホンマに大丈夫なん？？
大丈夫！と自分に言い聞かせる毎日です（笑）。  

アイラブMちゃん！

Mちゃんは９ヶ月。
４月からずっと、週３回朝から晩まで、greenにやって来てます。

Mちゃん、オーバーオールをはいてると、
”ほんじゃまかの石塚””あさしお””こなきじじい”に。
それからそれから、スカートをはいてると”イマイクヨクルヨ”に似てます。
スカートをはいてるってことは、女の子です。
そして、先日は、アロハとジーパンでやって来たけど、どうみても、おっさん！！

これ、私が言ったんじゃなくて、お母さんですよ。
そして、私は、”頭がMジで、髪がチラカッテル””よっ、関取！”と、
お母さんと言いました。

ごめんね、Mちゃん、カラカッテ。Mちゃんファン多いんです。
今日も、４歳のKちゃんが１人で自転車に乗って、Mちゃんに会いに来てくれたり。
そしてそして、バイトの保育士さんも、利用者のお母さん達も、子ども達も、
みーんな、Mちゃんファンです。

果汁で激ブトリだった、Mちゃん。
greenで、お茶だけにして、離乳食もダシをとって、お米からオカユを炊いたり、
お野菜を煮たりして。８ヶ月検診は、標準体重に。
お母さんと共に、ダイエットの成功を手を取り合って喜びました。

アイラブMちゃん～。
それにしても、このMちゃん、来年３月までやって来るのですが、
きっと会えなくなったら、大泣きしそうです。
この情にもろく、親しくなるまでは全然なのに、親しくなると、人にノメリコム性格、
何とかしなくては。仕事にならないよ～。

（Mちゃんの紹介、お母さんの了解を得て、日記で公開しました。）  

変化

１歳児が横でいたずらをしていますが、スカパーで音楽を聴きながら、
日記を書いてます！平々凡々とした毎日。
それでも、greenも私も、変化しています。ほんまにチィッチェ～♪ですが。

最近、新たな利用者の方との出会いや、他府県からの問い合わせ、
同職種の方々からの励ましナドナド、頂いています。
不安な中、ホボ１人でやっているので、関心を持って頂ける事に、
本当に励まされる思いがします。特に、利用者の方に、
「ほんとにキメ細やかなサービスですね。お店も人もホントに感じがいいです。
どんどん宣伝しますね。」
「今月はありがとうございました。来月もよろしくお願いします。」
などと言って頂くと、”開業して良かった！”としみじみと思います。

私自身は、過適応による心身症の症状？を引き起こしやすいタイプですが。
それでも新しい事をやらずにはいられなくて。
でも、そんななので、自分の弱さを自覚して、自信があるでもなく
自信がないでもないというスタンスで。メジャーにはなれず、マイナーで。
そんな才能のない、平々凡々とした自分だからこそ、
コツコツと日々精進していくしかないか！なんて、思っている今日この頃です。

つまり、よく言えば中庸ってことですが。
その実態は、単に、カッコ悪い～ってことです。  

「永遠の仔」

いつか読もうと思っていた本で、「永遠の仔」。やっと読みました。
きっと子ども達に関わることのある職業の方や、お母さん方は、
もうとっくの昔に読まれているかもしれませんが・・。

虐待によって深く傷ついた子ども達が、自分自身をアリノママニ
受け入れてくれ、支えてくれる人を、どれ程必要としているのか・・。
何度も読み返して泣いてしまいました。（泣くなよ！）

私も、心療内科を併設した病棟で働いたことがあります。
ここでの色々なことを思いだしていました。
摂食障害で、盗み食いや嘔吐を繰り返す・慢性疼痛による痛みで、
日常生活を送れない・リストカットを繰り返す患者さん等々。
その方達の背景は様々でしたが、子どもの頃に深く傷つき、支えてくれる人を
必要としていました。
どれだけ、この頃に、あの人たちの心に添うことが出来たのか？
この本を読むと、全然、出来ていなかったのではないかと、
苦しくなってしまいました。

児童福祉法が改正され、虐待を発見した場合、私たち一般市民にも通告義務が
義務付けられました。私もバイト中に発見した虐待を通告した事がありますが、
その反応は、ホントにそっけないものでした。
高齢者の虐待も同様です。
自分の周りで、こんなことが日常的に起こっているという事を
忘れてはならないと思います。